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「何か違う」と思える理由

2026年09月28日

建物調査では、

「何か違う」

「何かおかしい」

という小さな違和感が、原因解明のきっかけになることがあります。

しかし、違和感とは特別な才能ではないと思っています。

逆に言えば、規則性や正常な状態を知っているからこそ、そこから外れたものに気付くことができるのだと思います。

例えば、車に長く乗っている人は、

「いつもとエンジン音が違う」

「振動が大きい」

といった変化に気付くことがあります。

毎日見ている家族の顔色や声の調子から、

「少し疲れているのかな」

と感じることもあります。

それは異常を探しているのではなく、普段の状態をよく知っているからです。

建物も同じです。

本来の納まりや材料の特徴、雨水の流れ方などを理解しているからこそ、

「なぜここだけ汚れているのだろう」

「なぜここだけ傷み方が違うのだろう」

と気付くことができます。

異変に気付くということは、逆を返せば規則性を見出しているということなのかもしれません。

だからこそ、知識や経験を積み重ね、たくさんの建物を見ることが大切なのだと思います。


この記事を書いた人

ナカムラミツヨシ


ナカムラミツヨシ A型

●趣味
木工と料理です。頭の中でイメージしたものを形にしていく過程が好きで、試行錯誤しながら完成させることを楽しんでいます。

また、30年以上前の車に乗っているため、日頃から整備やメンテナンスもおこなっています。不具合があれば原因を調べ、一つずつ解決していくことが半ば趣味になっています。

●好きなこと
新旧を問わず建築物を見ることです。建物のデザインや仕上げ、細かな納まり(部材同士の取り合い)を見ると、設計者や施工者の工夫が感じられ、つい見入ってしまいます。

●保有資格
一級建築士 ほか

●仕事への想い
建物の不具合や不安は、目に見える症状と本当の原因が異なることも少なくありません。

私どもは、表面的な現象だけで判断せず、原因や背景をできる限り確認しながら、建物にまつわる「困った」の解決をお手伝いしたいと考えております。

住宅購入前の不安から漏水や劣化の調査まで、一級建築士としての知識と経験を活かし、分かりやすく丁寧なご説明を心掛けております。



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