今年度から調査診断における報告書の校正を担当しています。
今回は、その中で特に意識していることをご紹介します。
報告書における「わかりやすさ」とは具体的にどのようなことでしょうか。
●難しい用語は使用しない
→ 読む人の知識(特に建築知識)に応じた用語を用い、用語の説明を記載
●図や写真の活用
→ 文章だけでは理解しにくく、誤解を招く恐れも有るため
例えば下の写真を見比べてみてください。
●見出し(インデックス)の活用
→ 目次を見なくても、知りたいページにたどり着ける
これらは一例ですがこのようにこだわる理由は、調査診断をおこなっても結果が正しく伝わらなければ意味が無いと考えるためです。
当たり前のことですが、建物は自分では直すことも何もできません。
そのため、建物へ関わる人々に状態を理解して対応していただく必要があります。
建物に関わる人々とは、調査診断の依頼者だけではなく、建築会社や修繕業者、裁判の相手弁護士など実際は多岐にわたります。
そのような方々に対しても「わかりやすく正しく伝わる」を意識して、これからも報告書を作成してまいります。
調査診断前に報告書のイメージを知りたい方はお気軽に問い合わせくださいませ。
ナカムラミツヨシ
ナカムラミツヨシ A型
●趣味:木工と料理(自分でイメージしたものを具現化することが楽しみです)、車のメンテナンス(30年以上前の古い車に乗っているため、調子が悪くなったら原因を調べて直すことが半分趣味のようになってしまいました)
●好きなこと:新旧問わず建築物を見ること。デザイン、仕上げ、納まりなどを見て感じ考えることが好きです。
●保有資格:一級建築士他
●仕事への想い:建物にまつわる「困った」を、持てる知識と経験で解決のお手伝いをいたします。
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