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建物調査は「指摘する仕事」なのでしょうか

2026年07月08日

建物調査の仕事をしていると、

「工事会社から嫌がられませんか?」

と聞かれることがあります。

確かに私どもの仕事は、不具合や劣化の有無を確認し、お伝えする立場です。

そのため、場合によっては厳しい内容をお伝えしなければならないこともあります。

ただ、私自身は工事側の経験を経て現在の仕事に就いています。

そのため、

施工が難しいこと。

図面通りに納めることの大変さ。

現場で判断を求められる場面があること。

そうしたことはある程度理解しているつもりです。

建物は工業製品とは異なり、多くの人が関わりながら完成します。

そのため、全てが理想通りに進むとは限りません。

私どもも、やみくもに指摘をするのではなく、

なぜその状態になったのか。

どのような条件だったのか。

建物としてどのような影響があるのか。

そうしたことを考えながら確認しています。

建物調査は、誰かを責める仕事ではありません。

建物の状態を客観的に確認し、今後の維持管理や改善につなげるための仕事です。

工事をする側の視点と、調査をする側の視点。

両方を経験させていただいたことは、今の仕事にも活かされていると感じています。


この記事を書いた人

ナカムラミツヨシ


ナカムラミツヨシ A型

●趣味
木工と料理です。頭の中でイメージしたものを形にしていく過程が好きで、試行錯誤しながら完成させることを楽しんでいます。

また、30年以上前の車に乗っているため、日頃から整備やメンテナンスもおこなっています。不具合があれば原因を調べ、一つずつ解決していくことが半ば趣味になっています。

●好きなこと
新旧を問わず建築物を見ることです。建物のデザインや仕上げ、細かな納まり(部材同士の取り合い)を見ると、設計者や施工者の工夫が感じられ、つい見入ってしまいます。

●保有資格
一級建築士 ほか

●仕事への想い
建物の不具合や不安は、目に見える症状と本当の原因が異なることも少なくありません。

私どもは、表面的な現象だけで判断せず、原因や背景をできる限り確認しながら、建物にまつわる「困った」の解決をお手伝いしたいと考えております。

住宅購入前の不安から漏水や劣化の調査まで、一級建築士としての知識と経験を活かし、分かりやすく丁寧なご説明を心掛けております。



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