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なぜ、そこまで確認するのですか?

2026年07月17日

調査中に、

「そこまで確認するのですか?」

と驚かれることがあります。

例えば外壁調査。

私どもは必要に応じてロープアクセスを用いて外壁を近接目視することがあります。

また床下調査では、点検口から覗くだけではなく、実際に床下へ入り奥まで確認することもあります。

なぜそこまでするのか。

少し冗談交じりに言うなら、

「そこに劣化があるかもしれないから」

でしょうか。

有名な登山家の「そこに山があるから」と少し似ているかもしれません。

もちろん闇雲に確認しているわけではありません。

建物の形状や納まり、雨水の流れ方、過去の事例などから、

「この部分は劣化しやすいのではないか」

「ここに原因があるのではないか」

と予測しながら調査を進めています。

そして、実際に見て触れてみなければ分からないことも少なくありません。

写真や映像だけでは分からない材料の硬さや柔らかさ。

濡れ具合。

表面の状態。

浮きやぐらつきの有無。

人の診察で、顔色だけではなく脈を診たり触診をしたりするのと少し似ているかもしれません。

最近は赤外線カメラやドローンなど便利な機器も増えました。

しかし最終的には、人が見て、触れて、感じることで得られる情報も多いと感じています。

建物は一棟一棟状態が異なります。

だからこそ、現場でしか得られない情報を大切にしながら調査をおこなっています。


この記事を書いた人

ナカムラミツヨシ


ナカムラミツヨシ A型

●趣味
木工と料理です。頭の中でイメージしたものを形にしていく過程が好きで、試行錯誤しながら完成させることを楽しんでいます。

また、30年以上前の車に乗っているため、日頃から整備やメンテナンスもおこなっています。不具合があれば原因を調べ、一つずつ解決していくことが半ば趣味になっています。

●好きなこと
新旧を問わず建築物を見ることです。建物のデザインや仕上げ、細かな納まり(部材同士の取り合い)を見ると、設計者や施工者の工夫が感じられ、つい見入ってしまいます。

●保有資格
一級建築士 ほか

●仕事への想い
建物の不具合や不安は、目に見える症状と本当の原因が異なることも少なくありません。

私どもは、表面的な現象だけで判断せず、原因や背景をできる限り確認しながら、建物にまつわる「困った」の解決をお手伝いしたいと考えております。

住宅購入前の不安から漏水や劣化の調査まで、一級建築士としての知識と経験を活かし、分かりやすく丁寧なご説明を心掛けております。



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