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「第三者」とは、誰の味方でもないこと

2026年07月09日

建物調査の仕事をしていると、

「どちらの味方なのですか?」

と聞かれることがあります。

しかし、私どもは依頼者の味方でも、工事会社の敵でもありません。

第三者として、事実を確認しお伝えすることが仕事です。

裁判官のように善悪を決めることもできません。

警察官のように誰かを裁くこともできません。

できるのは、現地を確認し、確認できた事実を整理してお伝えすることです。

時には火災保険の鑑定会社からご依頼をいただくこともあります。

被保険者の方からすると、

「保険金を出し渋っているのではないか」

と思われることもあるかもしれません。

そのような場合でも、私どもはどちらかの立場に立つのではなく、第三者として建物の状況を確認し、客観的な事実をお伝えします。

もちろん、その結果が依頼者の期待と異なることもあります。

しかし、事実を曲げて誰かの味方になることは、第三者の役割ではないと考えています。

建物調査は、誰かを責める仕事でも、判定を下す仕事でもありません。

確認できた事実を整理し、その後の判断に役立てていただくこと。

それが私どもの役割だと考えています。


この記事を書いた人

ナカムラミツヨシ


ナカムラミツヨシ A型

●趣味
木工と料理です。頭の中でイメージしたものを形にしていく過程が好きで、試行錯誤しながら完成させることを楽しんでいます。

また、30年以上前の車に乗っているため、日頃から整備やメンテナンスもおこなっています。不具合があれば原因を調べ、一つずつ解決していくことが半ば趣味になっています。

●好きなこと
新旧を問わず建築物を見ることです。建物のデザインや仕上げ、細かな納まり(部材同士の取り合い)を見ると、設計者や施工者の工夫が感じられ、つい見入ってしまいます。

●保有資格
一級建築士 ほか

●仕事への想い
建物の不具合や不安は、目に見える症状と本当の原因が異なることも少なくありません。

私どもは、表面的な現象だけで判断せず、原因や背景をできる限り確認しながら、建物にまつわる「困った」の解決をお手伝いしたいと考えております。

住宅購入前の不安から漏水や劣化の調査まで、一級建築士としての知識と経験を活かし、分かりやすく丁寧なご説明を心掛けております。



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