ブログ

病室のLED照明で気付いた大切なこと

2026年07月27日

先日、病院の病室へ入る機会がありました。

その際、入院されている患者様から、

「天井の照明がまぶしく感じる。」

というお話を伺いました。

近年、多くの施設では蛍光灯からLED照明への更新が進んでいます。

LED照明は、消費電力が少なく長寿命で、維持管理の負担を軽減できるなど、多くのメリットがあります。

しかし、病室ではベッドで横になって過ごす時間が長く、天井の照明を真正面から見ることになります。

普段立って生活していると気にならない照明でも、寝た状態では「まぶしい」と感じることがあるのかもしれません。

もちろん、その原因は照明器具だけではなく、照度や色温度、設置位置、病状や年齢など、さまざまな要因が影響している可能性があります。

今回改めて感じたのは、設備は性能だけでは評価できないということです。

実際に利用する方がどのように感じているのか、その声に耳を傾けることも、建物をより良くするためには大切ではないでしょうか。

建物は完成したら終わりではありません。

利用される方の声から学ぶことも、より良い建物づくりや維持管理につながると感じた出来事でした。


この記事を書いた人

ナカムラミツヨシ


ナカムラミツヨシ A型

●趣味
木工と料理です。頭の中でイメージしたものを形にしていく過程が好きで、試行錯誤しながら完成させることを楽しんでいます。

また、30年以上前の車に乗っているため、日頃から整備やメンテナンスもおこなっています。不具合があれば原因を調べ、一つずつ解決していくことが半ば趣味になっています。

●好きなこと
新旧を問わず建築物を見ることです。建物のデザインや仕上げ、細かな納まり(部材同士の取り合い)を見ると、設計者や施工者の工夫が感じられ、つい見入ってしまいます。

●保有資格
一級建築士 ほか

●仕事への想い
建物の不具合や不安は、目に見える症状と本当の原因が異なることも少なくありません。

私どもは、表面的な現象だけで判断せず、原因や背景をできる限り確認しながら、建物にまつわる「困った」の解決をお手伝いしたいと考えております。

住宅購入前の不安から漏水や劣化の調査まで、一級建築士としての知識と経験を活かし、分かりやすく丁寧なご説明を心掛けております。



記事を気に入ったら、シェアしてね




このページのトップへ(INDI)